個人情報流出は企業や団体だけが加害者になるのではない

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日本年金機構の年金情報流出に見る情報管理のずさんさ

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日本年金機構に届いた不審なメールの添付ファイルを開いて、パソコンがウイルス感染した結果、約125万件の基礎年金番号や氏名などの個人情報が流出したことが大変な問題になっています。

このニュースを見て私は、差出人不明のメール、しかもそれに添付されていたファイルを何の警戒心もなく開封する常識のなさに呆れました。

差出人不明のメールは開かない、そして添付ファイルはなおさら開封しないというのは10年以上前からあるインターネットに接する上での常識です。

そんなことも分からない人間が年金記録などの個人情報を管理しているなんて、マイナンバー制度で個人情報が漏れる可能性がないなんて誰が信じられるでしょうか。

ただ、我々はこうして企業や公共機関などから個人情報が漏れたというニュースを聞くたびに、個人情報の管理はどうなっているのかと怒りを覚えることはあっても、私たち一人一人が他人の個人情報を漏らしてしまう可能性については全く考えないのではないでしょうか。

個人情報を漏らしてしまうのは企業や団体だけではない

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はっきり言います。一般市民である我々だって個人情報を漏らす危険は十二分にあります。決して企業や団体だけが個人情報が漏れないように対策すればいいってものではありません。

もはや老いも若きも持っているスマートフォン。この中には大量の個人情報が入っています。

自分だけではなく家族や友人、会社の同僚など他人の個人情報も入っているのです。

本来ならば、企業や団体と同じように他人の個人情報を適切に管理して外部に漏らさないようにしなければならない義務があるはずです。

しかし、スマートフォンを持っている人でそういった意識を持っている人はどれくらいいるでしょうか。

私が思うにほとんどの人は自分が個人情報を漏らす加害者になるなんて夢にも思っていないでしょう。しかし、スマートフォンから個人情報が漏れる機会というのはかなり多いです。

他人の個人情報を持ち合っている意識を持とう

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私が駅員をやっていたとき、雨の日の傘についで多かった忘れ物が実はスマートフォンなどの携帯電話なのです。

想像がつかないでしょうが、スマートフォンの落し物って結構届くんですよ。

鉄道会社の社員が拾得したら管理はきっちりしないといけないので、個人情報流出の危険性は社員が意図的にスマホの中身を積極的にぞきでもしない限りまず大丈夫でしょう。

しかし、それを第三者が拾ったらどうなるでしょう。個人情報見放題ですよ。

駅員してたときもできるだけスマートフォンの特徴を詳細に調べないといけませんから、待ち受け画面やストラップ、機種やカラーなどは調べます。

待ち受け画面を調べるときにパスワードの設定していないスマートフォンのまあ多いこと。

自分だけでなく他人の個人情報も入っているのに誰でも操作できる状態にしている人が多いのです。

ウィルス対策ソフト、ちゃんとスマートフォンに入れてますか?パソコンだけじゃなくてスマートフォンだってウィルス感染する可能性はありますよ。

不審なアプリ入れてませんか?個人情報を抜くのが目的のアプリっていっぱいありますよ。

今挙げた例だけでも企業や団体だけでなく、個人でもスマートフォンを通して他人の個人情報を漏らしてしまう危険があるのがお分かりいただけたはずです。

ちゃんと管理しないといけない個人情報を持っているのは企業や団体だけではありません。一個人であっても管理のずさんさなどが原因で他人の個人情報流出の加害者になりえるのです。

今回の日本年金機構の個人情報流出を決して対岸の火事と受け止めず、すぐにでも一人一人が他人の個人情報を持っていることを自覚して対策することが望まれます。

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