新卒で入社した会社の研修資料が出てきたので読み返した結果

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実家の押し入れを整理していたら、新卒で入った会社の研修資料が出てきた。

新卒で入社した会社がどういうところだったのか、なんで辞めたのかは以下の記事を読んで頂きたい。

私の職歴シリーズ~新卒から新聞販売店編前編~

私の職歴シリーズ~新卒から新聞販売店編後編~

もう何年も前のことなので、改めて研修資料の数々を読み返してみた。その結果どういう感情が出てきたのかなどについてこの記事では書いていきたいと思う。

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あの時はよく頑張ったなというよりも、よくもあんな環境にいたなという自己嫌悪しかない。

結論から先に書くと、ブラック企業時代の研修資料を読み返していくうちにあの時はよく頑張っていたなという感情が全く出てこずむしろ自己嫌悪に陥っている自分に気づいた。

普通、過酷な環境で頑張っていた時の思い出の品が出てきたら「あの時は苦しかったけど、あの時頑張ったから今がある」みたいな感情が出てくるものである。

私の場合なら、高校時代の野球部の活動であったり大学受験の時がそれにあたる。

しかし、ブラック企業時代の研修資料を読み返すとそういったプラスの感情ではなく「なんでこんな頭のおかしい会社に新卒で入社したんだ?」とか「なんでこんな無意味でただしんどいだけの研修を真剣に受けて頑張っていたのか?」という自己嫌悪が出てきて途中で読み返すのを辞めてしまった。

もちろん実際にその会社で研修を受けていた時期であったり、働いていた時期にも「この研修意味あるのか?」とか「この会社頭おかしいだろ」といった感情はもちろんあった。

しかしその一方で入社してしまった以上、与えられた環境で頑張るしかないだろうという思いもあったので結局頑張ってしまったのだ。

それを何年も経ってから思い出すと無駄以外の何物にも感じることができず、ただただそのブラック企業で1年弱とはいえ働いていたこと自体に後悔の念を感じずにはいられなくなった。

ブラック企業での研修内容(全て実話)

・社訓や目標などを毎朝大声で叫ぶ。声が小さければ何度でも。(余談だけど社訓とか大声で言わせてる企業って100%ブラックだよね。)

・住宅街にある公園で軍歌を大声で歌う。しかも腕を振りながら。

・外出はウォーキングやランニングなどのトレーニング以外は禁止。買い物もNG。

・食事中の映像が撮影され、後から食べる姿勢が悪いとかあれこれ怒られる。

・売れる行動、売れない行動などというチェック項目を講師たちが常にチェックしている。しかも何をやってはいけないのかは前もって知らされない。

・研修の終盤に3時間以内に20キロを競歩する。時間内にクリアできなければ再び20キロ歩かされる。

ここで紹介したのはほんの一部である。同業者ならどこの研修施設に行っていたのかすぐにわかるだろう。

ちなみに2か月の研修期間中に20人中7人辞めた。というか逃亡した。

ブラック企業での体験は全く役に立たない

ここで言いたいのは、ブラック企業でいくら頑張ってもその経験は全く役に立たないということだ。それどころか今の私のようになんであんなひどい労働環境で働いていたのかと自己嫌悪にすら陥る。

つくづくこのブラック企業から五体満足でよく生き延びることができたなと思う。実際同期の中には過酷な労働環境でメンタルをやられてしまい、まともに働けなくなった人間もいると風のうわさで聞いた。

押し入れから出てきたブラック企業時代の研修資料、今度のごみの日に捨てようと思う。