文章を書くのは誰でもできるが誰でもお金が稼げるではない

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最近ではクラウドワークスのようないわゆる「クラウドソーシングサイト」で記事を書く副業をやったり、ブログやアフィリエイトに挑戦する人が増えているようだ。

かくいう私も2年程度このブログを書いてきているわけだが、つくづく思うのが「世間の人々は文章を書くという行為自体は誰でもできる」と甘く見過ぎているのではないだろうか?ということだ。

確かに小学校時代には誰でも作文を書くという訓練はしているはずだし、誰でも質はさておき文章を書くという行為自体はできる。

しかし、文章は誰でも書けると誰でも文章を書くことでお金を稼ぐことは全く持ってイコールではない。これをイコールだと考えている人が多い気がする。

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ちょっと言葉を変えればこの質問の馬鹿さ加減がよくわかるはずだ

なぜこんなことを書くかというとネット上では「特に才能があるわけでもないけどブログやアフィリエイトでお金は稼げるでしょうか?」的な質問がごまんとあふれているからだ。

こういう書き込みは見ていてイライラする。聞くまでもなくそんなわけねーだろって。

私は学生時代、野球をやっていたが入ってきた後輩に「一度もボールを投げたり打ったりしたことないし、特に運動神経がいいわけでもないけどプロ野球選手になって億単位でお金稼げますかね?」とか言われたら問答無用で殴ることだろう。

それと同じ質問をしているのである。

にもかかわらず、そう聞こえないのは結局のところ文章を書く、記事を書くという行為は誰でもできると思っている、それでお金を稼ぐことも誰でもできると世の中の人々は思っているからに他ならない。

たいていの人は馬鹿らしくなって途中でやめる

大体、クラウドソーシングで記事を書く副業をやるにせよ、ブログやアフィリエイト記事を書いて金を稼ごうとするにしてもほとんどの人は途中でリタイヤしてしまう。

アフィリエイトに関するこの調査によると、アフィリエイトの一か月の収入で最も多いのは「収入無し」23.6%。次に多いのが「1000円未満」で17.4%となっている。この2つで約4割を占めているのだ。

大卒の初任給以上(20万円以上)稼いでいる割合は21.6%しかいない。

それだけ厳しい世界なのである。

副業としてチャレンジするも収入がない、あるいは月1000円未満という壁を乗り越えられずに辞めていく人が腐るほどいるのだ。

湯水のごとく時間をかけて記事や文章を書いても、収入がなかったりあっても定食屋で昼飯も食えない程度の収入じゃ辞めるのは当然の流れである。

少なくとも「自分は特に文章を書くのがうまいとは思えないし、これといって根性もない。そんな自分でもネット上に記事を書いてお金儲けできますかね?」なんてしょうもない質問をしている時点で無理なのは明らかだ。

クラウドソーシングに関しても同様だ。実際に案件を調べてみればわかるが一文字1円以下の安い案件のまあ多いこと。一文字0.5円とかそれ以下の案件だらけである。

仮に1000文字以上の記事を書く仕事を見つけて納品しても、一文字0.5円の場合たった500円である。そこから当然手数料も引かれるのでさらに手取り収入は低くなる。

もちろん仕事をこなしていけばやがて向こうから仕事の依頼が来るようになったり、文字単価が上がることはある。

ただ、人ひとり食べていけるだけの収入を確保できるようになるまでアフィリエイトにしてもクラウドソーシングにしても続けることができる人はとても少ない。時給800円程度でアルバイトしていたほうがよっぽど儲かるし簡単だからだ。

「続ければ稼げる」と言われても多くの人が続けられない

いわゆる「ネットで稼ぐことに成功している」人たちは口をそろえて「続ければお金が稼げる」という。

この言葉を聞いて「稼げなくても継続さえすればいつかは稼げるようになるのか、なんだカンタンじゃん。」と思いがちだ。

大間違いである。

続けることほど難しいものはない。大嫌いなスポーツの練習を続けられるだろうか、大嫌いな科目の勉強を続けられるだろうか、それができるなら世の中高学歴とスポーツ選手であふれかえってますわな。

続けられるということは多かれ少なかれ「自分はこれが好き」「しんどいけどまんざらでもない」「今はへたくそだけど練習するのがそれほど苦じゃない」といった感情が出てこないとまず不可能だ。意識的にせよ無意識的にせよ。

そういう感情は誰でも出てくるものではない。つまり才能の世界である。砕けた言葉でいうなら「向き不向き」である。

それは文章を書くことにも当てはまる。私は自分の書く文章が決してうまいとは思わないが、それでも書くことがそれほど苦ではないし、時間をかけて記事を書いた後の何とも言えないスッキリ感が好きなので結果として2年ほどブログを書き続けられている。

続けられたおかげで多少なりとも文章を書くということに関しては上達したと思う。少なからず収入も発生するようになった。

向き不向きを知る意味でチャレンジするのは大いにアリだと思う

ここまで文章を書くという一見すると誰でもできるように思えることすら実は結局才能の世界であって、誰でも続けられるわけではないということを説明してきた。

ただ、向き不向きを知る意味でチャレンジすることを私は否定しない。やりたかったら勝手にやってくださいなって話だ。

もっともこの記事の最初に書いたようなバカな質問をしているような人はまず無理だろうが。本当にやる気がある人なら人に聞く前にすでにやり始めているからだ。

結論

文章を書くとか記事を書くというのは誰でもできるが、それを継続してお金を稼げるようになることは全然簡単ではない。稼げるようになるまで継続できるかは結局向き不向き、才能の問題である。