差別化とは徹底的に考えることだと教えてくれる本をシェアしたい

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差別化ということは徹底的に考えることだと教えてくれる本をシェアしたいと思います。

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山田昭男「稼ぎたければ働くな」

本のタイトルからして強烈ですが、未来工業創業者の山田昭男氏が書かれた「稼ぎたければ働くな」です。

日本一のホワイト企業として注目された会社

未来工業というのは「日本一のホワイト企業」として一時期話題になった会社です。

・年間休日日数140日

・5年に一度の海外旅行の費用が全額会社持ち

・終業時間は4時45分でそれ以降の残業禁止

などなど、20代のほとんどをブラック企業で過ごした私からすれば天国かよ!!と思わず突っ込んでしまいたくなる「ホワイト企業」です。

他にもたくさん「天国かよ」とツッコんでしまいたくなるくらいのホワイトっぷりなのですが、実は創業以来一度も赤字を出したことがないというトンデモない会社なのです。

常識を徹底的に疑ってかかる

この本では、未来工業のホワイトな労働環境ぶりもさることながら、常識を徹底的に疑ってかかる姿勢がかなり強調されています。

本に書かれている事例をほんの少し紹介すると

①ドアを開け閉めするのにノブをいちいち回さないといけないのは面倒

↓↓

ドアノブをなくして押すだけで開くスイングドア(スーパーにあるやつ)にしたら?

↓↓

ドア開けるのにいちいちノブ回さなくていいからめっちゃ楽!

②大手企業の工場はどこも無料で見学させてるけどあえて見学料取ったらどうなる?

↓↓

有料なので見学者が勝手に価値を見出してくれる、大手企業はみんな無料なのに有料なのも珍しがって多くの人がやってくる。

↓↓

本来お金を生み出さないはずの総務部が大儲け

他にもよその会社がまずやっていないであろうことを次々と行って結果を出している例が多く紹介されています。

その成功例において共通しているのが「多くの人が常識だと思っていることを徹底的に疑う」ということと「常に考える」ということなんですね。

創業者の山田氏は別にホワイト企業を作ろうとしたわけではない

この本を読んでいると創業者の山田昭男氏はものすごく従業員を大切にして人徳のある人のように思えてくるのですが、本人はそれを完全否定しています。

むしろ、その逆で「自分ほど性悪説を信じている人間はいない」とハッキリ書いておられます。この部分を読んで私はかなりビックリしましたが。

性悪説を信じているならば従業員をこき使いまくるブラック企業一直線になりそうなものですが徹底的に常識を疑う、常に考えるを実践すると日本一のホワイト企業になるのが不思議なところです。

この辺の詳しいことは本に書かれているので一度読んでみてください。

「常に考える」「徹底して常識を疑う」はこれからの時代絶対必要

「常に考える」「徹底して常識を疑う」は仕事や勉強、日常生活においてこれからの時代絶対必要なことではないかとこの本は教えてくれます。

この本を読んでもっとも強烈だったのがこの部分ですね。

今、日本にはざっと六百万の会社がある。そのうち、一年間で四千万円以上儲かっている会社は、全体の三%だ。

(中略)

なんとまあ、残りの九十七%は、たった四千万円ぽっちさえももうけていないことになるではないか。

(中略)

いったいどの面下げて、一生懸命働け、と言えるのだろう。やみくもに働いたところで、現に稼げない会社が大半を占めているのが事実なのだ。

(山田昭男「稼ぎたければ働くな」はじめにから引用)

これは本のまえがきの部分なのですが、読んだときは頭をスコーンと殴られたような衝撃でしたね。

そうだ、確かに一生懸命働け、長時間働けとかいう割には儲かっている会社とか個人とか全然いないじゃん!ってことなんですよ。

一生懸命働くとか、長時間ろくに休みも取らずに働くこととお金をたくさん稼ぐことはイコールではないってことをバッサリと書いておられるのです。

では何がお金をたくさん稼ぐのに必要なのか、それが「常に考える」「常識を徹底的に疑って他社と差別化する」ということなんですね。

その大切さをこの本は教えてくれます。大型連休中お暇な方、パンチのある本を読みたい人は一度読んでみてはどうでしょうか?