知らないことを武器にするなって話

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本来、ものを知らないということは恥ずべきことである。

知らないことは悪いことじゃない、後から勉強して知識を身につければいいんだといった風潮があって、確かにその通りなのだがそれでも恥ずべきことではあることに変わりはない。

にもかかわらず最近では、ネット上でも現実世界でも知らないことを恥ずかしく思うどころかそれを武器にしている人が実に多く感じる。

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少しは自分で勉強したらどうだろうか?

なぜそんなことを急に思ったかというと、以下の記事を読んだからである。

どちらも格安スマホに関する記事である。一見すると書いてあることはまあ違うのだがどちらも「全然格安スマホに関する知識がない人たち」の話だ。

一つ目の記事を要約すると、自分の知識不足や準備、確認不足でスマホが使えなかった空白期間が発生したというものである。

長々と記事が書かれているが結局「iPhone7に対応しているSIMのサイズと申し込んだSIMのサイズをろくに確認もせず申し込んでしまった。それでスマホが使えない空白期間が発生した」という記事だ。

二つ目の記事は大手キャリアのスマホを利用している男女3人が格安スマホに詳しい専門家にあれこれ聞くという記事である。

どちらの記事にも共通しているのが自分から進んで知識を仕入れたり勉強したりしようとしないくせに自分が知らないことを恥ずかしく思わないどころか、分かりにくいと人のせいにしているところである。

私はこの2つの記事を見て思った。「少しは自分で勉強したらどうだろうか?」と。さらに言えば「なんでこの人たちろくに知識ないくせに偉そうなの?」である。

知らないことを武器にする人が嫌いだ

2017年にもなって多くの人がスマホを持ち、ネットから簡単に膨大な知識にアクセスできる環境になっているにもかかわらず、自分から知らないことを勉強する、調べるということができない人が相変わらず存在する。

ろくに自分で調べたり勉強もしたりしないで人に聞く傾向というのは、おじさんおばさん連中に多いかというとそうでもなく私と同年代、その下世代でも多く存在する。

私はこういったちょっと調べたり、勉強すればいいのにそれをせずにとりあえずなんでもかんでも人に聞く人間が嫌いである。もちろん「知らない」ことをしている人間は大嫌いだ。

当たり前の話ではあるが、私だって世の中に知らないことはたくさんある。だが知らないこと、わからないことはある程度自分で調べたり考えたりして解決しようとする努力は怠らないようにはしている。

私のようにある程度自分で調べたり勉強してもなお分からない、その方法すら知らないという人が他人に聞くということは別に悪いことだとは思っていない。

自分自身が知らないことに対して調べたり勉強したりすることを一切せず、自分は知らないんだから俺(私)にもわかるように説明してくれよというスタンスが大嫌いなのだ。

先ほど紹介した2つの記事においては、今書いたような「自分は全然知らないしわからないんだから、わかるようにあなたが説明してよ」「自分でもわかるように説明しなかった企業が悪い」というスタンスがプンプン漂ってくるのだ。

だから私は読み終わって非常に不快に感じた。

こういう人たちは「知らないことを武器」にしていると私は思う。

 マナーの一つに「自分で調べましょう」を加えませんか?

私は割と本気でACジャパン「人に聞く前にまず自分で調べましょう」というマナー啓発CMを作ってテレビで流してくれないかなあと思っている。

さっきも書いたが、これだけネット環境が整備されて調べたいことに対しては十分すぎるほどの知識や情報が集められる時代を我々は生きている。

それなのに、なぜ自分でろくに調べもせず勉強もしない人間のお世話をしなきゃならないのだ?それも知らないことを武器にしているような連中に。

人から知識や情報を聞くのはタダだろうと思っている輩は非常に多いが、聞かれる側からしてみたらその知識や情報を身に着けるのにそれなりにお金や時間や労力を使っているのだ。

だからタダでは教えられないとまでは言わないし、私も善意で教えることはやぶさかではないが自分の知識不足や勉強不足で人に物を聞くなら「申し訳ないけど教えて」くらいのスタンスを取ってくれよと思うのだ。

ましてや「俺(私)は知らないんだからあなたが丁寧に教えてよ、もしくはサポートしてよ」などと知らないことを他人に振りかざして武器にするなど言語道断である。

知らないことを武器にして、聞けば教えてくれて当たり前のスタンスを取るのはやめろと強く思う。