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Kindle Unlimitedでも紙の本や街の本屋さんは消滅しないと考える理由

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月額980円で約12万冊もの本や雑誌が読み放題になるKindle Unlimitedを使い始めて早1週間近くたった。

正直言おう。かなり気に入っている。

発売されたばかりの新刊本はないとはいえ、それでも読みたい本がたくさんある。

街の図書館だったら普通に新刊本として入ってきて予約しないと読めないレベルの本がごろごろあるのだ。

この本読みたいなと思ってAmazonのほしいものリストに登録したままになっていた本が、たいていKindle Unlimitedにはあるので非常に助かっている。片っ端からダウンロードしている。

全部買っていたらおそらくどえらい出費になっていることだろう。

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じゃあ紙の本は消滅するのか?

新刊本はないとはいえ、発売からある程度時間のたった本はたいていKindle Unlimitedで取り扱われているので街の本屋さん、あるいは紙の本そのものがなくなってしまうのではと考える人も多いだろう。

しかし、実際にKindle Unlimitedを使ってみて思うのだがこのサービスにしても電子書籍そのものにしてもデメリットは存在する。

そのデメリットをカバーできるのは今のところ街の本屋さん、ないしは紙の本なのである。

なのでKindle Unlimitedがどれだけ浸透しようが、電子書籍が広まろうがリアル店舗の本屋さんや紙の本が消滅することはない。

以下、そう考える理由について大きく2点書いていく。

ほしい本やジャンルが明確になっていないと探せない

これはまあ、Kindle UnlimitedだけのデメリットだけでなくAmazonをはじめとするネット通販で本を購入することすべてに当てはまる。

はじめから自分の欲しい本あるいは欲しい本のジャンルが明確になっていれば、当然検索性に優れているネット通販およびKindle Unlimitedが圧倒的に優位である。

しかし、漠然と「何か面白い本はないかな」というときにはこういった優れた検索性は全く役に立たない。

探すものが明確になっているから優れた検索性が生かされるのであって、なんとなく面白そうな本が読みたいでは見つからない。

そういった面をカバーするためにアマゾンでもおススメの本を提示してくれることがあるが、それもまだまだ物足りない感じが否定できない。

これが街の本屋さんだったらふらっと出かけて、何か面白い本はないかなと店内を歩き回って気になる本を見付けることが簡単なのだ。

欲しい本やジャンルが明確ではないけど、なんとなく面白い本、興味が惹かれる本が読みたいとなったときにはリアル店舗の本屋さんには今のところ勝てない。

何度も読み返さないといけない参考書は紙の本が断トツで使いやすい

一つ目はリアル店舗の本屋さんがなくならない理由を書いたが、次は紙の本がなくならない理由である。

それは何度も読み返さないといけない本に関しては電子書籍は非常に使いづらいということである。

何度も読み返さないといけない本とは具体的には受験勉強や資格の勉強で使う参考書、辞書、その他ノウハウ本である。

こういった本は何度も読み返して勉強するものなのであるが、電子書籍においてはその検索性がかなり劣っている。

紙の本だったら目次があってすぐにそのページを出せるし、何度も読んでいるうちに感覚的にこのあたりに自分が読み返したい情報があるなというのがつかめてくる。

しかし電子書籍の場合、一度読んだページに戻るのが大変に不便である。

kindleであればまだ下のほうにどれくらい読み進めたのかを示すメモリがあるのでそれを戻せば前のページに戻れるだけまだましだ。

しかしそれ以外の業者が運営している電子書籍だと一度読み進めたらもう前のページに戻れないようになっていてかなり不便である。

Amazonキンドル以外で電子書籍を購入して大失敗した話

逆に言えば最初から最後まで一気に読み通す小説やマンガは電子書籍とかなり相性が良い。だから多くの電子書籍の業者はマンガを多く扱っている。

そして明らかに電子書籍に向いていない参考書やノウハウ本は電子書籍化されていない。

高校の時に多くの人がお世話になったであろうこの参考書を調べてみたら、案の定電子書籍化されていなかった。

何度も読み返さないといけない本に関しては電子書籍はかなり不便であること、これが紙の本が消滅しないと考える理由だ。

紙の本も街の本屋さんも衰退はするだろうが消滅することはない

そういうわけで紙の本にしろ、街の本屋さんにしろ電子書籍やKindle Unlimitedの影響を受けることは間違いないが、だからといって消滅することはないだろう。

上記に掲げた理由以外にも雑誌の場合は、文字が小さすぎてスマホではとても読めたものではないことや、そもそも電子書籍を読むにはスマホやタブレットないしは専用端末が必要な点もデメリットである。

これからは電子書籍と紙の本、ネット通販と街の本屋さんと両方をうまく使い分けるスキルが必要になってくるだろう。双方にそれぞれメリット、デメリットがあるのでどちらかしか使わないというのはかえって不便な思いをするだけである。