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参院選を通して日本は若者をバカにしすぎていることが分かった件

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今回の参院選から18歳から投票できるようになりました。

それで今回の参院選において新たに投票権を得た18歳と19歳の投票率が、ネット上に流れていました。

記事によれば18歳は51.17%、19歳は39.66%で18歳と19歳の投票率を合わせると45.45%だったそうです。

それで18歳の投票率と19歳の投票率にくっきりと差がある原因を、この記事を書いた読売新聞はこのように書いています。以下抜粋。

高校などで主権者教育を受ける機会の多い18歳と、大学生や社会人が多い19歳で、差がある傾向が明らかになった。

つまり、18歳は選挙前に主権者教育をしっかり受けていたから投票率が多かったけど、19歳は大学生だったり社会人になっていたりするから忙しくて投票に行けなかったんだろうと分析しているわけです。

私はこれを見て日本がいかに若者をバカにしているかがよく分かる一文だなと感じたわけですね。

なぜそう思うのか。理由を書いていきます。

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日本の18歳、19歳は忙しい

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日本の18歳、19歳って普通に忙しいです。

この記事では19歳に比べて18歳はあたかも時間があるかのように書いていますが、日本の18歳ってへたするとそこらの社会人より忙しいですよ。

ただでさえ高校3年生で大学受験をはじめとする進路選択を控えていますし、部活だって引退を掛けた最後の大会に向けて練習や試合をしまくっている時期でしょう。

しかも今回の参院選ってもろに期末テストの期間にかぶってますしね。くそ忙しいはずですよ。

そんな忙しい中でも18歳の半数以上が投票に行ったのは純粋にすごいと思うのですが。

私自身、高校3年生の今頃なんて引退を掛けた最後の大会が始まっていたころですし、期末テスト期間に入っていてかなり忙しかった思い出があります。

そんな状況の中で当時の私が日本の将来を決める一票を投じてこいと言われても「忙しすぎて行くひまないわ」と考えて投票に行かなかったでしょう。

19歳にしたって忙しいことに変わりありません。

ただでさえ新生活に慣れるのに必死ですし、まして7月なんて大学に入学して初めての期末試験を控えている時期です。

そんな時期に自分が投票に行っても行かなくても大して結果なんて変わらんだろなんて思っていたらそりゃ投票なんて行きませんって。

実際、参議院なんていくら頑張っても衆議院の決めたことが優先されるんですから、参院選の結果がどうなろうと世の中がごっそり変わるなんてこと無いわけですよ。

これらのことを考えたらむしろ今回の参院選の18歳、19歳の投票率はむしろかなり高いほうではないでしょうか?

メディアがバカっぽい若者を取り上げすぎ

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大体、今回18歳選挙権が始まるからと言ってテレビがこぞって若者へのインタビューをしていましたが、なんで明らかにバカっぽい若者ばかりにインタビューしてるのかかなり疑問に思いましたね。

候補者が18日間にわたって当選するために、ひたすら選挙活動をしていることを知らなかったと言った大学生だったり、原宿だか渋谷だかで遊んでいる見るからにバカそうな若者にインタビューして「政治のことわかんない」といった答えを誘導したり。

どんだけネガティブキャンペーンしとんねんって話ですわ。一部の非常識な教養のない人間を取り上げてさもそれが多数であるかのように印象操作するっていう。

別に若者に限らずどの世代もそうですが、政治の事を全然知らない、勉強していない人もいれば新聞やニュースを細かくチェックして知識をしっかり蓄えている人もいるわけです。

こうやってひとくくりに「選挙権が18歳に引き下げられたけど今の18歳、19歳はこんなにバカですよ~」というネガティブキャンペーンが非常にうっとうしかったですね。

私は彼ら彼女らとは10歳程度しか違いませんが、それでも今の18歳、19歳は自分たちに比べてはるかにしっかりしているし自分の意見を持っていますよ。

期末試験やら部活動の引退をかけた大会やらで忙しい7月に大人の都合で参院選をやっておいて、投票率が低かったというのはちょっと理不尽じゃないかと思うんですね。

これも結局若者なんてどうせヒマだろ?投票権やるから投票しろよなんていう上から目線があるからこんな記事が出てくるのです。若者の投票率が低いのは今の今までろくに選挙で投票することの大切さを教育してこなかったのが原因であるにもかかわらずですよ。

つくづく日本って若者に優しくない国だなと痛感しましたわ。まあ年寄りがどんどん多数派になって声が大きくなる一方で若者がマイノリティになっていく国なので仕方ないのか・・・。