スポンサーリンク

就職面接で志望動機を聞くこと自体が間違いだよ

Pocket

interview-1018332_640

実に面白い記事を見つけた。

新卒採用選考の時期になり、学生から持ち込まれる相談の1つが「志望動機」についてです。志望動機は面接時に必ず聞かれることの1つであり、「なぜウチを志望したのか?」という答えにくい質問です。実はこの質問が、採用側と学生の間に深い溝を作る一つの要因ともなっています。それは何故なのでしょうか。

読んでいてその通りだよと思うと同時に世の中の人事部や採用担当者はこの程度の事も理解していないのかと失望した。

他者とこれといって差別化していない会社の面接でオリジナリティのある志望動機を応募者に期待すること自体が間違っているのだ。

スポンサーリンク

「仕事なんて何やっても一緒」の本当の意味

私は新卒の就職活動時からなぜ企業が志望動機をやたら聞いてくるのか不思議で仕方なかった。

正直自分に内定を出してくれる企業であればよっぽどブラックだったり厳しい仕事でもない限りどこでもいいと思っていたからだ。

意識低いなと思われるかもしれないが、ほとんどの大学生は本音では似たようなことを思っているのではないだろうか。

自分よりも先に社会に出た人はよく「仕事や職場なんてどこに行っても一緒」という言葉をよく口にしていた。

世の中には多種多様な職業や職場があるにもかかわらず、なぜこのような言葉が出てくるのかと首をかしげる学生は多いだろう。

実際私も同じことを考えていた。

しかしいざ社会に出てサラリーマンを経験するとその意味は思っていた以上に真理をついていることがわかった。

この言葉が意味するところは2つある。

一つはたいていの企業はすでに他社がやっている、あるいは先人がやっている仕事をしているだけであるということ。

日本で、あるいは世界でこの仕事をしているのはうちの会社だけです、私だけなんですなんて胸を張って言える会社がどれだけあるというのだろうか。

ほとんどすべての会社は別に自分たちがやらなくても代わりがいくらでもある仕事をしているに過ぎない。

よく会社の上司が部下に対して「おまえのかわりなんていくらでもいる」なんていうセリフをいうが、それは会社にだって十分あてはまるのである。

そして二つ目にはどこの職場も同じような問題やトラブルを抱えているものだということである。

学校を卒業してから自分の友人知人の範囲だけでも多種多様な業種や職種に就職していった。

しかし、たまに会って仕事の話になると就いている仕事自体は全く違うのに抱えている問題やトラブルはどこも似たり寄ったりなのである。

それは上司や同僚が使えないだの、残業が多いだの、客の理不尽なクレームといった大体3つのことに集約される。

会社組織で働く以上、仕事なんてホント「何やったってどこ勤めたって一緒」なのだ。

大して差別化してないのに志望動機なんて聞くなよ

「仕事なんて何やっても一緒」にも拘らず、なぜ会社は応募者に志望動機を聞くのか。

結局自分たちでは他社との違いを明確化できないからそれを応募者に言わせることで再認識したいだけなのではないか。

記事では学生が会社のホームページに書いてあった会社の特徴を挙げて志望動機として述べると面接官が「その志望動機、ウチじゃなくてもいいよね」と突っ込むことが挙げられている。

自分たちで他社と違う差別化している点をホームページでアピールしておきながら、いざそれを外部の人間に言われると「それは他社も同じだよね」とセルフツッコミを入れているのだ。

こんなバカな話があるだろうか。

莫大な金と手間をかけて応募者を集め、面接をしておいてこのザマである。

いかに日本のサラリーマンがろくに自分でモノを考えないで仕事しているのかよくわかる。

私は人事部に勤めたことがないが、正直こんなぬるい仕事して金もらってんだなと思ってしまう。

もういっそ志望動機なんて何の生産性もないことを聞くのはやめたらどうだろう。

記事では会社ではなくその職種に就きたいと思った理由を聞けと結論付けていたが、それでも大して変わらない気がする。

たいていの人は普通に食べて行けるだけの給料がもらえて、体を壊さない程度に働けたらいいやと考えている。

別にみんながみんなスティーブジョブズやビルゲイツや孫正義みたく仕事で大物になって名を挙げたい、大金を稼ぎたいと思って就活しているわけではない。

職種に対する志望動機を聞いたところで大して差はないはずである。

私だったらせいぜい「この仕事なら何となく自分でもできそうかなと思って」くらいしか言えないだろう。

どのみち会社が応募者を採用する決め手なんて最終的には見た目であったり、学歴であったりそういった誰が見てもはっきりわかる点でくらいしか判断していないだろう。

そんなことは昨今のテレビアナウンサーを見ていればよくわかることである。学歴や見た目だけやたらよくてろくに原稿も読めない、教養もない連中ばっかりではないか。

だったら、はじめから会社や職種に対する志望動機なんて聞くだけ無駄ではないかというのだ。

いっそ学歴や見た目、ちょっと踏み込んで話してみたときの印象で採用を決めましたのほうがよっぽどすがすがしい。

たいていの人は食べていくためにとりあえず仕事につくのだ。誰もが会社や職種に対する立派な志望動機や仕事への志を持っていると思ったら大間違いである。

会社に対してだろうが、職種に対してだろうが志望動機なんて聞くだけ無駄である。ただ応募者を消耗させるだけに過ぎない。