自己啓発本は嫌われる勇気と七つの習慣だけ読めばいい

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最近、この本を読みました。今日の読売新聞にもでかでかと広告出てましたねえ。

いや~面白かったですねえ。自己啓発本では七つの習慣と並ぶくらいの名著ですよ、これ。

自己啓発本はこの2冊だけ読めばいいといっても過言ではないです。

内容としては人生に行き詰りまくっている青年に哲学者がアドラー心理学を教えていくというものです。

この青年がまた悩みまくっているわけですよ。

幼少時から優秀な兄と何かにつけて比べられたとか、両親から認められなかったとか、その他もろもろで人付き合いをさけているなどもう悩みをこじらせまくっています。

現在人生に躓いていると思っている人には、大体当てはまるような設定になっていますので簡単に青年に感情移入できます。

そんで、その青年が哲学者に半ばケンカ腰になりつつ、自分の人生がなぜこうもうまくいかないのかということを問うわけです。それに対して哲学者がアドラー心理学を基にその青年の人生がうまくいかない理由を次々と明らかにしていくという。

私はこの青年に結構肩入れしてしまいました。結構私と似てるところがあるなと思ったので。

人付き合いを避けがちなとことか、自分に自信が持てないところとか。

ただ、この青年の方が私よりもはるかに頭がキレるので、哲学者に対してどんどん疑問点や矛盾点を追及していくわけですが。

そのやりとりが大変面白く、そして知らない間にアドラー心理学を学ぶことができるという素晴らしい本になっています。

この本で解説されるアドラー心理学はかなり今までの常識を覆す大胆な考えで満ちています。

例えば、人を叱ってはいけないがほめてもいけないという話、人生の3つのタスクに真剣に取り組まないから現状苦しんでいるという話、人生の幸不幸は原因と結果論では決まらないなど最後までページを進める手が止まらない攻勢になっています。

まだ私のつたない文章力ではこの本の面白さを伝えきれませんが、私自身この本を読み終わった後はかなり見える景色が変わりましたね。今までの人生で躓きまくった理由やこれから何をすべきかが明確になって心が晴れたというか。

はたして人生に躓きまくっている青年は哲学者との対談によって救われるのか、アドラー心理学の解説書としても小説としても大変読みごたえのある本です。