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あいりん地区について知ることのできる貴重な番組だった。

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photo credit: tv car via photopin (license)

最近、NHKの番組を見ることにはまっています。

特にドキュメント番組の作りが秀逸なんですよねえ。今更気づいてハードディスクにバンバン録画して見ています。

以前にもドキュメント72時間というドキュメント番組が面白いと紹介しましたが、今回は先日の探検バクモンがかなり面白かったので紹介したいと思います。

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私のあいりん地区に対するイメージは最悪

番組名の通り爆笑問題の二人がさまざまな場所を探検していく番組です。

9月16日と23日の2週連続で日本最大の日雇い労働者の街として有名なあいりん地区を探検する回でした。

あいりん地区は大阪の西成区にある日雇い労働者の街です。JR新今宮駅や南海電車の萩ノ茶屋駅から目と鼻の先のところにあります。

近くには天王寺や難波といった繁華街や、秋葉原に次ぐ電気街と言われる日本橋があります。ちょっと移動すればJR、南海、近鉄、地下鉄の駅があり、そのアクセスの良さから最近は外国人旅行客も安い宿泊所を求めてやってくるようになりました。

保険代理店の営業をしていたころ自転車であいりん労働福祉センターの前をよくとおっていたのですが、強烈なにおいと雰囲気の悪さに閉口したのを覚えています。

路上生活者がかなり多く、段ボールや空き缶を大量に集めているおじさんの自転車がそこらじゅうにいます。

治安も雰囲気もかなり悪いので、間違えても面白半分で行くところではないです。

そんなところにNHKと爆笑問題が探検するというのですから見ないわけにはいきません。

あいりん地区や飛田新地でのカメラ撮影や取材はおそらく初めてでは?

結論として、この回はかなり面白かったです。見てよかったです。

漫画じゃりん子チエに出てくるようなホルモン屋さんで平日朝8時から飲んだくれているおっさんたちに爆笑問題の2人がひるむことなく、面白おかしくからんでいるあたりさすがプロだなと感じましたね。

私だったらまず無理です。一度でもあいりん地区に行ったことある人ならわかるでしょうがあそこはかなり危ない雰囲気が漂いまくってるので、とても地元の人に話しかけようという気にならないです。路上で違法DVDや違法薬物が売られているのを見ることも珍しくありません。

ただ、あいりん地区のある西成区出身のラッパーの地元愛には感動しましたし、あいりん地区のすぐ近くにある飛田新地にもカメラが入っていったことに驚きました。

知らない方のために説明すると、飛田新地はいわゆる関東でいう吉原みたいなもので、要は風俗街です。表向きは小料理屋という名目で営業していますが。

周囲は高さ日本一のあべのハルカスがあり、きれいなマンションが立ち並んでいる中、この飛田新地だけはまるで江戸時代で時代が止まっているような雰囲気を漂わせています。

そして、実はここはカメラ撮影が禁止されているのです。

なぜってお店の玄関で、着物を着たおばちゃんがきれいなお姉さんの隣で呼びこんでますから。ちょっとお兄さん寄ってかない?って感じで。

そのきれいなお姉さんも着物をわざとはたけさせて、ほとんどセミヌード状態できれいな笑顔を浮かべて座っています。

サラリーマン時代に先輩の悪ノリに乗って通ったことがありますが、かなりやばそうな雰囲気に圧倒されて足早に通り過ぎたのを覚えています。

そこにテレビカメラが入っていったのですからさすがNHKだと思いました。さすがに店先のきれいなお姉さんは撮影してませんでしたが、太田さんの驚いた反応だけ映ってましたね。これは民放ではまず無理でしょうね。

2週連続で番組を見て思ったのは、しょっちゅう営業で通っていたのにもかかわらず実はあいりん地区について何も知らなかったということです。

猫塚や西成出身のラッパーの存在は全然知りませんでしたし、日雇い労働者が住んでいる簡易宿泊所では住民登録ができないことから最近福祉マンションとして名前を変えていることも知りませんでした。

また、出てくる人たちがやたら話しかけてくるなど全体的に地元の人の温かさが際立つ番組構成になっていました。

かなり面白かったので、見逃した方はNHKオンデマンドで見ることをおすすめします。

ただの治安の悪い日雇い労働者の街であるという面だけではない、あいりん地区の別の一面を見ることが出来ますよ。