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大企業の契約社員募集はかなりハイリスクだからやめとけ

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転職サイトの求人では、契約社員の募集がまぎれこんでいることがあります。

本来転職を希望する人は当然ですが、正社員になることを目指しているので契約社員や派遣社員と言った非正社員には目もくれないものです。

しかし、大企業がよくやるんですが採用は契約社員でも入社後正社員試験に合格すれば正社員にしますという募集をしているのを目にします。

最初は不安定な身分ですが、入社後がんばってもらえれば正社員になれるチャンスがありますよ、だから来ませんか?というわけです。

最初は非正社員で不安定な身分とはいえ、大企業で正社員になれるチャンスだからと目の色変えて応募する人がいると思います。

ただ、実際にそういった求人に応募して入社した経験のある私からすれば、こういった契約社員からの正社員登用を目指すスタイルはかなりハイリスクなのです。

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正社員登用率なんて結局入社しないとわからない

私はかつて某大手鉄道会社に契約社員として入社して仕事をしていたことがあります。

契約社員で月給ではなく時給1000円ちょっとでボーナスも退職金もありません。

ただ、3年以上継続勤務すれば正社員試験を受けることができ、それに合格すれば晴れて大手鉄道会社の正社員として安定した身分を得られるというところに当時魅力を感じたのです。

しかし、現実はそう甘くありませんでした。

面接や入社時の研修の時には、契約社員から正社員登用される確率はほぼ5分5分で、通信研修などに熱心に取り組んでいれば簡単に合格できるというように会社側から聞かされていたのです。

ところが、研修を終えてターミナル駅に配属された後全く正反対のことを聞かされたのです。

聞くところによると、実際の正社員登用試験の合格率は5割どころではない数字で、しかもここ数年私が配属された駅から一人も正社員登用されていないというのです。

そうかと思えば、ある駅では契約社員が正社員登用試験に全員合格していたり配属される駅によって正社員登用試験の合格率が天と地ほども違っていたのです。

ちなみにこの正社員登用試験の合格率の差は、能力とか合格するためのフォローの差とかではなく、単に上層部の駅に対する好き嫌いで決まっているというとんでもない噂もありました。

つまり、配属される駅ですでに正社員になれるかどうかが実質決まっているという状態だったわけです。

また、私は入社当時電車の車掌や運転士を希望していたのですが、そういったいわゆる運輸部門に関しては新卒社員がほとんどで仮に契約社員から正社員登用試験に合格してもなかなか行くことができないということも現場配属後知ったのです。

この時私は失敗したな~と思いましたね。もし契約社員から正社員になれなかった場合は5年で契約更新が打ち切りになるということを聞いていたので、正社員になれないとなると実質5年の有期雇用契約みたいなものですから。

この私の例からもわかるように、実際の契約社員から正社員へ登用される確率なんて入社して現場配属されるまでわからないのです。

求人要項や面接時の説明なんて全くあてになりません。バカ正直にその言葉を信じて契約社員として入社したあげく「だまされた~」となってもだれのせいにもできません。

私の経験談に戻りますが、現場配属された駅には30代半ばから40歳手前の人で正社員登用されそうもない先輩の契約社員がいっぱいいました。

しかもこれといったスキルや資格もないので他に転職できるあてもなく、契約期間満了まで働くしかない人が多かったです。駅員の仕事ってまるでつぶしがきかないですからね~。

そこに年齢を重ねることで、ますます転職できる確率が日に日に減っていく・・・。まさに飼い殺しですね。

大体、後から正社員として登用するつもりがあるならば最初から正社員として採用しろよって話なんです。

それなのにそうしないということは、結局正社員じゃなくて非正社員としてこき使いたいからでしょう。

ましてや仮に契約社員から正社員になったところで、新卒などで最初から正社員として採用されている社員とは昇進等でかなりの差が出ます。

だってそうでしょう、仮に全く同じ時期に正社員と契約社員として採用された場合、契約社員のほうは正社員になるまでの時間分、最初から正社員として採用された人とタイムラグがどうしても生じます。

駅員は特にそうですが、正社員でないとできない業務というものがあるので職務遂行能力で差が出ます。

晴れて契約社員から正社員になったからといって、人生バラ色にはならないのです。

そういうわけで正社員登用をちらつかせた契約社員の募集には手をださないようにしましょう。契約社員から正社員登用される確率なんて実際に入社しないとわかりません。入社してから気づいたのでは遅すぎますから。