スポンサーリンク

大企業で非正規雇用か、中小零細で正規雇用か

Pocket

スポンサーリンク

大企業がいいのか、それとも中小企業がいいのか

就職するなら大企業か、それとも中小企業かというネタは昔からネット上でかなり展開されてきた。

福利厚生の面なら大企業だという意見があれば、いや大企業のほうがブラック企業化しているという意見。中小企業ならすぐに出世できるという意見があれば、いやまともにボーナスも退職金もないし中小企業なんてやってられないという意見。

それぞれ経験に基づいて意見が出てきているはずなのに、まるで正反対の意見が目立つ。

私自身、大学卒業後は中小企業の正社員も大企業の契約社員も両方経験した。中小企業も大企業も両方経験した立場からこのテーマについて書いていきたい。

たとえ非正規雇用でも大企業を選ぶべきである

私が経験した限りでは中小企業よりも大企業のほうが、たとえ非正規雇用でも中小企業の正社員よりよっぽどましと考えている。

サラリーマン生活でまともに有給休暇を取ることができたのは大企業で契約社員をやっていた時だけである。中小企業で正社員をやっていたときは有給休暇はおろか、ボーナスも退職金など一円もなかった。

中小企業で正社員をしていたときはサービス残業の嵐だったし、拘束時間の長さや責任の重さの割には給料はいつまでたっても大卒の初任給に届くか届かないかくらいであった。

大企業で契約社員をやっていたときはボーナスはなかったが、それでも半年に一回程度精勤手当ということで7,8万円程度はもらっていた。中小企業の正社員時代には入社時にボーナスがあると言っておきながら全く出なかった。

コンプライアンス意識も中小企業では全くと言っていいほどなかった。机をたたいて怒鳴り散らすパワハラなんて日常茶飯事だったし、有給休暇どころか法定休日(月に4日)すらないときもあった。

中小企業の正社員なんて名ばかり非正規雇用であると今でも考えている。

中小企業に勤めていた時の同僚社員のレベルもかなり低かった。入社時の研修に同期入社のメンバーで研修場所に向かう道すがら堂々と歩きたばこをしていたり、お客さんから預かってきたお金を使いこむなんて当たり前のようにあった。

もちろん大企業に勤めていてデメリットもあった。明らかにばかげている、無駄なことでも改善しようという意見がなかなか通らない。根も葉もないうわさを流される。そしてなにより契約社員であったので入社後5年以内にたった2回のチャンスで正社員にならないと契約打ち切りだったのだ。

大企業であったので契約社員から正社員の道はかなり厳しいものであったことに加えて、当時の上司や同じ担当業務の同僚と全くそりが合わず結局退職した。今考えると少ないがボーナスのようなものはあったし、なにより有給休暇がちゃんととれたあたりのありがたさは今更ながら感じている。

ボーナスや退職金のない正社員になるくらいなら、大企業の非正規雇用を選ぼう

最近、雇用保険の加入範囲がかなり緩和されたのは記憶に新しいが、来年10月以降健康保険の加入範囲の緩和もなされる予定である。つまり正規雇用と非正規雇用の差は社会保険の領域ではどんどん小さくなってきているのだ。

もともと正社員はボーナスや退職金の存在によって非正規雇用との賃金格差を生み出しているが、正社員でもボーナスや退職金のない職場はかなり出てきている。ボーナスや退職金のない正社員など全く旨みがない。それだったら大企業で契約社員やパート・アルバイトしている方がよっぽどましという時代になりつつある。

もし今現在就職活動中で、大企業か中小企業か迷っている人がいるなら、私は迷わず大企業をおすすめしたい。たとえ非正規雇用であっても、中小企業の正社員より働きやすいなどということが起こり得るのである。それに学校を出て正規雇用だろうが非正規雇用だろうが、最初の職場をどこにするかというのは、仮にその後転職するとしても大変重要な意味を持ってくる。そこでブラック企業に入社してしまえばサラリーマン人生を棒に振ると言っても過言ではない。

もし、就職活動をしていてたとえ非正規でも大企業に行けそうにないと思っているのなら、いっそ自分の力で仕事を作っていくことを考えたほうがいい。へたに就職することばかりにこだわっていたかつての自分にもそう言いたい。一生懸命働くに値しない職場など思っている以上にたくさんあるのだから、無理してそこに入社する必要は全くない。どうしても行きたいと思える職場がないならそれは全く異常ではない。理想の職場は自分自身の手で作るべきである。

スポンサーリンク